※2019.3月加筆と評価見直しの追記
MEIHO(株式会社ワキタ)のポータブルバンドソー
MBS12を
カインズホームにて買ってきました
※カインズ通販でも現在割引されて34,800円ですが、店頭だと在庫限り29,800円で売られていました。カインズ通販でも取り扱い当初の僅かな期間には同じ値段でしたが
メーカーには商品ページがないのですが、何故かカインズ通販サイト上に取説が用意されている不思議
付属ブレードの寸法は長さ1140mm、厚さ0.6mm、幅13mm、山数は10/14
値段から察して貰うと分かりますが、台座付きメタルバンドソーとして安いにも程がある代物です(安いなりの理由はあります)
もちろん台座から外すことは出来ます
最大切断能力が
丸パイプ:本体のみ 120mm
バイス付き角度0° 100mm
バイス付き角度45° 40mm
角パイプ:本体のみ 120×120mm
バイス付き角度0° 100×80mm
バイス付き角度45° 40×40mm
ついでに無負荷時での消費電力(ワットモニター計測)
ダイヤル1で250W
ダイヤル4で330W
ダイヤル6で470W
でした
なのでスペック表からも角度切りにおいてはちょっと微妙感はあります
残念ながら高級品以前に他のメタルバンドソーを扱ったことが無いので精度については不明
本職をターゲットにしてはいないのでこれで十分と思います
ただ台座外してポータブルバンドソーとして使うのであれば案外仕事でもいけるかもしれません
外灯ポールも中の配線ごとあっさり余裕で切れましたし
難点の一つは電源トリガースイッチが固定出来ない点
台付きメタルバンドソーって切断中は基本放置っぽいじゃん?それが出来ません
まあバイスがプアなので放置して切断というのは怖いですし、別にDIY用途なんだし付きっきりでもいいと思う
というわけで一番の難点はバイスの出来です
何回か使ってみて固定出来ないスイッチよりもバイスのプアさのほうが致命的と感じました
正直言えば交換できるなら即交換したいです
高級なバンドソーに採用されているチェーンのバイスは望みませんが、一般的なバンドソーや高速切断機に使われてるクラッチ付きネジタイプのバイスに交換出来れば全然違うだろう
でもその手のバイスは単品じゃ手に入らない
部品として手に入れることは可能ではあるが改造の手間や精度出し、費用的にとても割に合わなくなってしまう
付属のブレードはオマケ程度のダメダメかと思いきや鉄筋もアルミも非常に良く切れました
ただしクセが付いていて直せなかったので、写真撮影後にバンドソーブレード専門業者に発注掛けましたけど
総じてDIY用途の入門としては悪くないと思います。DIYであえてメタルバンドソーを使う人がどれくらい居るんだっていう
もちろんDIY用途でも予算出せるならポータブル+台座タイプでももっと良いのが世の中にはあります
アルミだけどこのぐらい薄く切断も可能でした
厚みが違うけどこれは薄く切り出すために切断したのではなく、以前に金鋸で切った面を今回整えるために切断したためです