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朱霧

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目釘抜きのDIY

目釘抜きのDIY

  • 2025/06/01
  • 刃物・砥石関連

    日本刀の手入れに欠かせない目釘抜き

    右:市販の金属製
    中:DIYの白鞘用
    左:DIYの拵え用

    初めて日本刀を買うことを刀屋で告げたら手入れ道具一式のなかにあったのが金属製の小槌型の目釘抜き
    よく使われているやつです
    細いので使いにくさもありますが何より金属製なので木製相手に攻撃性が高く傷や凹みを生じさせたり目釘を削ってしまうので使いません
    あと手入れの範囲に金属やガラスを置きたくないのでね。刀の大敵、刃こぼれの原因ですからね

    DIYで使用した材料は真竹
    白鞘用の目釘は指で脱着できるぐらいが丁度良いとされていますが痛いのであったほうがいいよねっていう
    広い平面で目釘を押し込み細い部分を差し込んで目釘を抜きます

    拵え用も運用法は同じですがなにせ比じゃないほど抜くにも入れるにも固いので白鞘用に比べ力が入りやすいよう大きめにしています
    平面はそのままだと広すぎて柄糸に干渉して押し込めないので端を細くしています

    塗装はしていませんが砥草を使って研磨しました
    紙やすりは研磨剤が入り込むので刀関連には使わないことにしています
    研磨後は艶上げにイボタ(本物)で擦ってみましたが白鞘とは違って砥草仕上げと変わり栄えしませんでした

    刀当てのDIY

    刀当てのDIY

  • 2025/05/20
  • 刃物・砥石関連

    日本刀の手入れで白鞘の柄がどうしても外れないときに使う当て木(刀当て)
    市販品もありますが槌もセットになって4000円以上もする高価な代物
    仕組み自体は単純なものなのでDIYしてみました



    木槌でなくともいいのですが使い道がなかったのがあったので
    処分価格で売られていたものなのでこの価格ですがアマゾンだと627円で売られていますね(36mmタイプのでも十分だと思うのでそれだと330円

    当て木(刀当て)は45mm角の杉の垂木をノコギリでカットしてついでに持ちやすいように少し指のかたちに削りました
    杉の目の粗い安材を使うのは柔らかいからです。柄の朴ノ木に比べて明確に柔らかいので
    やや持ち手側が短かったような気がしますが
    ハバキや柄、刀身に接触するor接触しそうな箇所にはフェルトを貼って養生

    DIYを多少嗜んでいて見た目なんてどうでもいいならこういうので作るのがとても安いです
    もちろんこれを使って固く入った柄を外すことが出来ていますし傷も凹みも入っていません

    砥面直し用のダイヤモンド砥石のアルミ台座オーダー

    砥面直し用のダイヤモンド砥石のアルミ台座オーダー

  • 2020/12/24
  • 刃物・砥石関連

    砥石の砥面の修正には前からツボ万 アトマエコノミーの台座と替え刃(中目)を使っております
    今だと取っ手付きが出てますね。良いかどうかは知りませんが

    もちろん替え刃と台座を貼り付ける両面テープは再はく離可能両面テープ No.5000NSの一枚全面張りにしていますがね
    実は当時75mm幅のを買った理由だったりしますが

    さてこのアルミの台座が薄いから持ちにくさはずっと感じておりました
    しかしながら75mm×210mmという寸法であることと、平坦度がある程度あるものでないと意味がない
    厚めのフロートガラスなんてその点優れていますが、まあないよね。危ないもんね

    なんかモノタロウでハイプレートのアルミ板もカットしてくれるというのでオーダーしてみました
    高精度アルミ合金板ハイプレート切板 厚さ20mm
    厚みは20mm以外にもある模様(20mmで作ってみたけど案外重さを感じます・・・でもこのぐらいのほうが安定あるというジレンマ)




    側面4面はバンドソー切り落としのままだったのでベルトグラインダーで少し均しております
    角も指切らない程度には僅かに落としています

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    刃が付く武器の輸入は禁止

  • 2020/02/07
  • 刃物・砥石関連

    去年辺りにふと武器というかロングソードのような西洋剣が欲しい病に掛かったことがありました

    世界は広くてね
    売ってるところがあるのよもちろん日本にも
    まあ日本刀の模造刀があるぐらいだものそりゃあ売ってる

    ところが日本で売られているロングソードはブレードがペニャンペニャンの有り体に言えばゴミでした

    海外通販でも当然のように西洋剣は売られております
    注文したことがありました
    ところが税関を調べていたら刃が鉄や鋼、ステンレス等研げば刃が付く武器は輸入禁止品目で没収か自分で税関へ出向いて自分でブレード切断して柄と鞘の持ち帰りはOKということが発覚
    日本とスイスはかなり厳しいという


    急いでディーラーへ税関没収受けるから注文キャンセルを願い出てましたが、発送前だったこともあってすぐに受理されました
    当分はそのディーラーはまだ日本への発送を受け付けていましたが、先日そのディーラーが販売していた武器類を暇つぶしに眺めていたら日本へは発送不可になっていました

    税関で没収されて補償関係でトラブルになったんだろうなぁと

    アルミや亜鉛合金なら研いでも刃は付かないのでセーフですが、割に合わないので日本向けじゃなければ作りません


    ちなみに自分で作れば良いんじゃねと思うだろうが、鉄、鋼、ステンレスで両刃片刃西洋剣問わず武器は規定の刃長を越えると銃刀法でアウトです
    (武器以外ならセーフなので長い剣鉈や長い包丁も製造が許させる)

    日本刀が許されているのは武器ではなく美術品という扱いだからです
    ただし、たたら製法で作られた玉鋼を用いて折り返し鍛造された刀のみが日本刀という扱いであり教育委員発行の登録証も添えるという条件付きですが

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    面取りは必要か

  • 2019/03/25
  • 刃物・砥石関連

    砥石を使った後は電着ダイヤにて砥面を平らに均しています
    厳密に言えば使う前に平らに均した方が良いのですが、いちいちやってられないので使用後です
    汚れ落としも兼ねているし

    砥面を整えてから側面の汚れを落としている最中に初めて血が出るほどに指を切ってしまいました
    結構鋭利だったんですね
    今後は面取りしておくことにしますか