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朱霧

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正本山 山城銘砥 からす

正本山 山城銘砥 からす

  • 2015/01/14
  • 刃物・砥石関連

    とりあえず今回はこれで終わり

    330mateさんにて購入
    いちど「からす」というのを買って見たかったんだ

    正本山 山城銘砥 試掘 からす


    158×84×23mm
    重さは639g
    これも試掘品
    山城ってなっているけど丹波系カテゴリーに陳列されていたので西物の山から採れたものだろうか?

    うすーく養生されているっぽい(石ちゃんと思われる)
    カシューで再養生させて頑丈にさせるが・・・カシューはネオクリアーでも実際には飴色になっちゃうんだよなぁ
    ゴムの砥石台で挟める範囲が狭い為これも専用台の制作が必須


    硬さは標準~やや硬め程度
    砥泥は直ぐに出てくれる
    地は引かない
    出来上がりは曇り系。内曇りにちょっと光沢を足したそんな感じ

    鎌倉へ行ってきた

    鎌倉へ行ってきた

  • 2015/01/12
  • 刃物・砥石関連

    というわけで予定通り鎌倉の紀ノ国屋にて行われている京都フェア(砥取家さんの出展は11日)へ行ってきました

    ディズニーで混みそうだなと思ってだいぶ早くに出発したのだが、早すぎた為かそんなに混雑することなく通過してしまい、開店よりだいぶ前に到着してしまった
    開店時には砥取家さんのブースに集まっているお客さんが数名いました
    その後も何人か来ましたがHPの通販だと直ぐ売り切れるから来たという人がチラチラと
    ええまあ私もその一人なんで、ずっと連敗中なんで、よく分かります

    戦利品は一本松 戸前いきむらさき


    182×70×30mm
    重さは919g


    硬さは柔らかめ
    砥泥は速攻で出てくる。量も多め
    地は引かない。名倉もいらない
    出来上がりは弱曇り中光沢。柔らかいのに非常に細かい感じ

    赤色が多く大変綺麗な砥石です
    手持ちの中じゃ青砥、赤ビンに次いで柔らかさ

    正本山 山城銘砥

    正本山 山城銘砥

  • 2015/01/10
  • 刃物・砥石関連

    数日は砥石関連になりそう
    ということでまず一つ目

    いつもの330mateさんにて買ったやつ
    ここは形は不揃いだがいろんなのを出してくれるから飽きないよね

    正本山 山城銘砥 試掘緑ダマスカス銘砥


    169×78×35mm
    厚みは中間値
    重さは1183g
    試掘品とのこと
    見た目戸前っぽい

    砥面が整ってはいるが底面は斜めっているので専用台の制作が必須
    そしてその前にカシューで養生が必要だが時期が時期なので乾燥中に凍りそう
    なので春先まで本格的に使うことは出来ないかも
    あ、いや朝にカシュー塗って夜に部屋にしまえばいいのか・・・部屋臭くなりそうだが


    硬さは相当硬い
    砥泥は極々少量しか出てこない。降りもあまりよくはない
    地はガリッとは引かないが極わずかに薄く引いている
    出来上がりは光沢系

    鑿研ぎ用の治具 手研ぎ 鑿研ぎ機

    鑿研ぎ用の治具 手研ぎ 鑿研ぎ機

  • 2014/12/30
  • 刃物・砥石関連

    平出商店で売っているオリジナル商品である手研ぎ 鑿研ぎ機 小
    鑿を研ぐときの治具です
    18mmまでと記載があるが、手持ちの18mm鑿はそのままでは挟めませんでしたので一工夫必要でした
    一工夫というのは

    こんな感じ(写真では42mmの鑿)
    柄を抜いて中子側から挟めば余裕なわけです

    ローラーが2個というのはとても安定しますし、しかもボールベアリング入りでガタがなく滑らかです
    写真では保護材を付けていないが、金属バンドと鑿が接触する部分に保護材を使用しないと接触面に傷が入ります

    角度調整として蝶ナットによる調整機能があります。調整としては現物合わせなので一度ずらしたら同じ角度に合わせるのは困難です
    基本的に鑿1本ずつ荒~最終仕上げまで行わないと駄目です
    蝶ナットをしっかり締めれば使用中にズレてくることはありませんが、金属バンド部分はうまいこと挟めていないとズレてくることはあります

    それとこの状態で刃先からローラーまで12cmも幅を使っている(方眼は1cm四方)
    ストロークとマージンを考えると18cm以上の砥石が欲しいですね
    人造砥石なら大丈夫でしょう


    この値段で鑿用のまともな治具としては非常に優秀と思います
    見た目華奢なのにとても素晴らしい仕事をしてくれる

    コテ鑿や曲平刀に手持ちの鑿合わせて15本全て平面出しに使いましたが、思わずにやけるほど見事に全て平面を出せました
    (荒砥は電着のダイヤモンド砥石で1本につき1~2時間は掛かった)
    手持ちで一番細い3mm(1分)でも使えました

    一度ちゃんと平面が出ればそこが自然な治具となるのでフリーハンドでも平面を維持したまま研げますしね
    とはいえそんなに腕はないので何回か研いでいくうちにどうせまた丸くなるんだけど、そうなったらこの鑿研ぎ機の世話になればいいのさ



    鏡面仕上げ系の正本山合砥

    鏡面仕上げ系の正本山合砥

  • 2014/12/06
  • 刃物・砥石関連

    相岩谷の砥石で有名な木村研磨砥石工業所さんにて鏡面になるのを見繕って貰いました
    問い合わせたら有り難いことに条件に合いそうな砥石をいくつも試し研ぎして探して頂きました


    138×77×30
    重さは700g
    寸法が小さいが、治具付きでなければ寸八鉋・包丁・鑿も可能

    カシュー養生中。完全乾燥までにはこの時期だと5日近く掛かるだろう
    超硬めながらも典型的な浅黄色ではないな。色物っていう感じだろうか?
    ガリッとは地は引かないので扱いやすい
    強光沢を上回り鏡面仕上がりになる

    並べて比較というのは出来ないから何となくレベルだが、
    親が持っている砥石:鏡面系だが名倉使ってもいきなり地を引くことがあり気むずかしい。使った砥石のなかでは最高難度
    大谷山:それなりに硬いが名倉なしでもいける。この中じゃ一番ラク。光沢系
    正本山コッパ:超硬めなため難度が高い。今の腕じゃ鑿は厳しい。鏡面系

    今回手に入れた正本山コッパは素晴らしいポテンシャルを秘めているように思います
    扱いが難しいながらも手持ちのなかでは刃の仕上がりが一番になるそんなレベル
    これで大きいのが手には入ったら砥石集め終わりそうだがここまで鏡面系に仕上がるものはなかなか


    ゴムの砥石台だとねじ切りの関係で185~210mmまでの砥石しか固定出来ないので、毎度お馴染み杉の赤身で砥石台を作ることになる
    杉の赤身なのは加工のしやすさと耐久性と価格の具合が良いから。水性ウレタンニスで保護するけどね

    ちなみにゴムの砥石台に

    このようにネジにパイプをスペーサーとして使えば、短い砥石も挟めるようにはなります
    今回の砥石だと底面の形状的にちょっと安定感が足らないから木の砥石台は必要