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朱霧

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正本山 山城銘砥 戸前

正本山 山城銘砥 戸前

  • 2015/05/19
  • 刃物・砥石関連

    いつものところにふと立ち寄ったら最強品位級の木っ端という文句で在庫有りだったので買ってみました



    150×109×23mm
    重さは797g

    硬さはやや硬めながらも凄く研ぎやすい
    砥泥は直ぐに出るが量はほどほど。名倉不要
    多少傷があるものの当たらず、地も引かず
    出来上がりはやや光沢気味
    地金の模様が浮き上がってくる


    ここでは赤色で環状の表情をしている戸前で硬めの砥石を最上級として扱っているようです(大抵”神”と冠されています)大きさの割に高価になりますが意外と争奪戦っぽい?
    これはちょっと神扱いはされてはいないようですが非常に良質な砥石のようです

    この手の模様をした砥石自体は強く好みなので、赤環状模様がもっと色濃くはっきり全体的に出ているようなのを1つほしいものです

    No Image

    それぐらいはするよなあ

  • 2015/04/02
  • 刃物・砥石関連

    半年近く前から、なんでも鑑定団を自動更新録画だけど録画し始めたのですが
    先日は天然砥石が出てきた

    30年前に30万円で買ったという正本山合砥の卵色の砥石(京都梅が畑産)
    長さ270mm、厚み60mm、幅は述べられていなかったが見た目100mmはあるように見受けられた。かなりの大物仕上砥石
    鑑定額は100万円

    砥面に実用上は問題が無い程度ではあるが多少傷があった為安くなったという
    値段からしてマルカではないようだ
    30年前でもあの大きさと見た目で30万円というのはかなりの破格だったんじゃないかと思います

    やっちまったがやった!

    やっちまったがやった!

  • 2015/02/16
  • 刃物・砥石関連

    またまた飛鳥の話

    鉋の耳を落とし忘れていたので耳を落としました
    コレでな

    あ・・・やっちゃった・・・右側やりすぎちゃった
    左はベストだったのにな
    まぁ裏金の打ち込み具合が凄まじく見やすくなったということで諦めよう。元に戻すには2mmは研ぎ出さないとダメだしな

    そんな失意ななか、耳落としの際に出来たカエリを取るついでに裏を人造砥石のみで仕上げてみました
    アトマエコノミーの#1200→シャプトン#5000→シャプトン#12000
    どれも最初は強めに押しながらある程度仕上がれば砥面を転がすような感じで研いだ
    久々にシャプトンの高番手を使いました
    さすがというか本当に鏡面になりますな。ピッカピカ
    切り刃はカエリを取る(カエリが出てるかは知らんけど)だけで弄らず


    マジで!?
    殆ど切れ目が出来ずかなり薄く鉋屑が出るようになった!
    裏は天然砥石よりも人造砥石のほうが良いのか。ノミ全部やり直そうかな

    前のときの鉋屑を残していたので並べてみたが一目瞭然

    これ以上薄く出すには下端を完璧に仕上げないとダメだろう
    逆目にしても逆目にしているのか?レベルになってくれるが節だらけというのにはまだ試していないので不明

    ただこの薄さで材の長さ分きちんと維持したまま安定して出すには全然至っておらず半分以下がザラ
    刃は仕上がっても腕が追いついていない


    ただ一連の流れで思い知るのが替え刃鉋が主流なのがよく分かること
    越翁や河よしの替え刃鉋が優秀すぎる
    下端の調整に気をつけるだけでシャラっと薄く欠けのない屑が出てツルッと仕上がるんだから
    もちろん艶を比較すれば結構違うんだけどね

    変わった模様の砥石

    変わった模様の砥石

  • 2015/02/15
  • 刃物・砥石関連

    恒例の330mateさんにて購入した天然砥石
    増えすぎたので狙っている砥石でなければ特に買うつもりはなかったんだけど、どうしても気になる模様の砥石だったので確保しました



    194×71×24mm
    850g

    ここのにしては珍しくほぼ直方体
    古いもののようでどこの層から採ったものかどこの山から採ったのかは記録になかったそうです

    この河豚のような模様からして八枚層辺りじゃないかなぁと思っていますが、上から下まで模様が貫通しているので途中で消えることはないのが嬉しい
    ※追記
    いろいろと調べてみたが、模様としては「カラス」の一種らしい
    (八ノ尾の砥石で見られる柄に似ておりそれらはカラス扱いになっている)
    八枚層の境目に見られる模様だそうだが絶対というわけではない様子
    ただ結局どこの層なのかはやはり不明


    硬さは普通~やや柔らか
    砥泥はもはや一瞬で量もかなり多い
    出来上がりは地金曇り鋼弱光沢
    一部のカラスから砂が出てくることがあり急にガリッと行くことが稀にある

    グロさを感じる模様だからか滅多に見かけない割に人気がなさそうだけど結構好きよ

    甦った鉋

    甦った鉋

  • 2015/02/14
  • 刃物・砥石関連

    この間仕立てた鉋、飛鳥の台が半壊したので台を新しくしました


    油台で1224gと結構重くなりました

    前のが1031g

    新しくしたのと比べてみるとかなり華奢でしたね。軽くて使い勝手とても良かったんだがな
    (ちなみに先日のスライド丸ノコで激しいキックバックを起こしたのがこの鉋台の解体だったりする)
    使ってて急にガクッと下がったので何事かと状態確認したら台頭左側から刃口まで完全に割れちゃってた
    台頭叩いたときに強すぎたんだろう。新しい台を見たら古いやつは明らかに薄い造りだったからそれに合わせて丁寧に叩くべきだった


    結構綺麗に研ぎましたが20倍ルーペで見るとまだまだなんですよね


    だから所々鉋屑が切れちまって薄削りには耐えられないが、このぐらいの厚みならギリギリ許容内に収まる
    しかしこれでは越翁とそんなに変わらないレベルな感じ

    ついでにダンボールで箱を作ってみた

    ちょっと見た目良くする為に箱書き的な紙を貼りましたが
    ナチュラルコットンペーパーを使うといい感じに紙が毛羽立つので雰囲気が出る