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朱霧

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プラスエリア化

  • 2014/07/27
  • アンドロイド端末

    前回SOL24をC6833化をしました

    まだやらなきゃいけないことがあったようだ
    プラスエリア化というものだ
    ついでにLTEバンドの追加方法も意味なさそうだけどやってみよう

    まず準備として
    adb環境の構築(root化の時にすでに構築済み)
    root化
    パソコンのコントロールパネルのディスプレイで小-100%にしておく。これ忘れがち

    QPST 2.7 build 402
    HTCDiagDrivers
    mzTool_1.2.1a.exe.7z
    wxmsw293u_gcc_custom.dll.7z

    を手に入れる


    コマンドプロンプトで
    adb shell
    を実行
    su
    を実行
    SOL24(C6833化)端末上にSuper SUによる権限を有効にする
    コマンドプロンプト上の表示が、root@C6833:/ # と変化する
    setprop persist.usb.eng 1
    を実行

    SOL24(C6833化)端末
    設定→開発者オプション→USBデバッグを一度オフにして、オンに戻す
    パソコン
    デバイスマネージャのデバイスを開くと
    他のデバイス欄にC6833が4つ出ている
    下から2番目を開き詳細欄のプロパティでハードウェアIDを開く
    (末尾が MI_04 となっていると思うがそうじゃなければ他のC6833を総当たりする)
    値の一番上をコピーする
    ドライバー欄に移動しておく

    HTCDiagDriversを解凍しWin x64フォルダ内のHtcUsbMdmV64.infをメモ帳で開く
    [Models.NTamd64]
    %OEM00% = Modem0, USB\VID_0BB4&PID_0B03&MI_00
    となっている箇所がある
    USB\VID_0BB4&PID_0B03&MI_00の部分を先ほどコピーした値に書き換えて保存

    ドライバー欄にあるドライバーの更新で今書き換えたHtcUsbMdmV64.infを指定して読み込む


    QPSTをインストールしQPST Configurationを起動
    Portsを選び右下のAdd New portを選択
    Show Serial and USB/QC Diagostic ports onlyのチェックを外す
    新しくCOM4 -(番号は任意だが4になっていたので以降COM4で統一)が表示されるので選択してOK

    C:\Program Files (x86)\Qualcomm\QPST\bin\RF_NV_Manager.exeを起動する
    Settings→Comportを選択しプルダウンからCOM4を選択しOK
    File→Read From Phoneを選択
    1877 NV_RF_BC_CONFIG_I を選択
    右画面に数字が表示される(このとき準備で行った小-100%表示にしていないと数字が表示されない)
    RF_NV_Managerはまだ使うので終了させないように


    mzTool_1.2.1a.exe.7z
    wxmsw293u_gcc_custom.dll.7z
    を同じフォルダ内に解凍
    mzTool_1.2.1a.exeを起動
    上のタブのBand Preference(NV Value)を選ぶ
    Pre-definedでNoneを選択

    GSMにて
    [07] DCS 1800
    [08] Extended GSM (E-GSM)
    [09] Primary GSM (P-GSM)
    [19] GSM 850
    [21] PCS 1900

    WCDMAにて
    [22] Ⅰ- Eupope Japan China IMT 2100
    [23] Ⅱ- US PCS 1900
    [25] Ⅳ- US 1700 band
    [26] Ⅴ- US 850
    [27] Ⅵ- Japan 800
    [49] Ⅷ- Eupope Japan 900
    [50] Ⅷ- IX - JAPAN 1700 band

    ET-2にて
    [60] Reserved for BC10-1700

    計13個にチェックを入れる
    そうすると右下のDecimalに数字が表示される(1154610354717197184)
    その数字をコピーし、必ずカンマを抜いてメモ帳等にメモしておく


    RF_NV_Managerは開いたままだと思うがもし終了させてしまっていたら、また1877 NV_RF_BC_CONFIG_I を表示させた状態にする
    1877 NV_RF_BC_CONFIG_I の右画面の数字を消去し、mzTool_1.2.1aのDecimalで得た数字(カンマは抜く)に書き換える
    その上のWite NVをクリック(実行したよとかのアナウンスはない)
    File→Wite Changed NV Items To Phoneをクリック(実行したよとかのアナウンスはない)


    LTEバンドを追加する方法
    基本的にはQPST Configurationでの書き換えのプラスエリア化だけで十分なので、あとは下記の通り端末の再起動と確認で作業終了なのだが、LTEバンドのみを追加する場合は以下の方法で追加できる

    QXDM Ver. 3.12.714を手に入れインストール
    QXDM Professionalを起動
    Options→Communications
    COM4にチェックしてTarget PortもCOM4を選択。OKボタンを押す
    Category FilterをLTE
    IDの06828 LTE BC ConfigをクリックするとFieldsに2項目表示される
    右下のReadをクリック
    nv_lte_bc_config_type.lte_bc_configのInputとValueに数字が出てくる
    nv_lte_bc_config_type.lte_bc_config欄をクリックし、もう一度クリックをする(ダブルクリックではない)とInput欄を編集できるようになるので必要ならメモしておく

    Windowsに備わっている電卓(すべてのプログラム→アクセサリ→電卓)を起動
    表示をクリックしプログラマを選択
    電卓左側にある2進を選択
    今回BC_1、BC_3、BC_5、BC_8、BC_11、BC_18、BC_20を有効にしてみようと思う
    具体的にはBC_1なら”右から”1桁目を1、BC_3なら”右から”3桁目を1、BC_5なら”右から”5桁目を1といったふうに数値が決まる。無効にするなら0を入れる
    そうやると

    10100000010010010101
    20桁目→→→→→→1桁目

    になる。実に分かりやすい
    (もしLTEプラチナバンドのBC_19とBC_21を有効にしたいなら19桁目を1にして、21桁目に1を追加させれば良いわけだが、Xperia Z Ultraはこの二つのバンドには未対応で場合によっては不具合が生じるらしいので今回有効にしない)

    この数値を電卓へ貼り付け後に10進を選択すると
    656533
    と表示されるのでこの数値をコピーする

    Input欄にコピーした数値を入れ換える
    右下のWiteボタンを押す(相変わらず無反応だが)

    SOL24(C6833化)端末を電源ボタン長押ししてシャッドダウン・電源ボタン長押しで起動
    (コマンドプロンプトで
    adb shell
    reboot
    で再起動した場合1877 NV_RF_BC_CONFIG_Iの設定やQXDM Professionalでの設定がリセットされるのでダメ)

    電話アプリで *#*#7378423#*#* とダイヤル
    Configurationを選択
    Working bands/s:にUMTS_BC6とUMTS_BC19があれば成功
    QXDM ProfessionalもやったならLTE BC_1,3,5,7,8,20があれば成功
    USBを抜いて終了


    一連の作業にも慣れてきたし、対処法が見付かったようなのでHTC速報さんのROMへまた挑戦してみることにしようか


    root化
    SIMフリー化
    C6833化(グローバルモデル化)
    プラスエリア化 ←いまここ
    HTC速報さんのROMへの再挑戦
    LTE安定化とプラスエリア・LTEバンド追加設定のバックアップ&リストア



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