御疲れ様
御苦労様
新人が真っ先に叩き込まれるマナーの一つがこの使い分け
御疲れ様・・・目下が目上に対して、または同位に対して労う言葉
御苦労様・・・目上が目下に対して労う言葉
一説にはこの使い分けは80年代後半頃のバブル期辺りから始まったという話があるそうな
御疲れ様が出来たのは明治時代らしいですが一般的に浸透したのが近年だとか
御苦労様に関しては明治どころの話ではないようです
字を見るとどちらも”御”と”様”があり相手の労いを敬う言葉・気持ちについては間違いはない
しかし「疲れ」よりは「苦労」のほうがより畏まった固い印象を受ける
それに対し御疲れ様はどうも一段階砕けた言葉として受け取ってしまうのだ
だからか戦前戦後まもなく生まれの高齢の方だと「御苦労様です」をお客だろうが身内だろうが普通に使うが、「御疲れ様です」はまず使われることがない
労う気持ちを軽んじているわけではなく目下目上関係なく心から感謝した上の言葉として出てくるのです
私個人としては御疲れ様は身内(親しいグループ)内で、御苦労様はそれ以外のほうがいいなあと思います
まあ思っていても実行するのは無理ですがね
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