3T ARX II Pro Stemの110mmが手に入ったので付け替えてみました
(3T社のアングル6度ステムだと+5mm近く長いという。つまり他社換算だと約105mm・・・)
ボルトがトルクスボルトと珍しいのを採用しています。ハンドル側はM5サイズで4本
コラム側は1本締め。こちらもトルクスボルトですがM7サイズ
MAXが8Nmですが怖いので5Nmちょっとで締めています。ホイール足で動かないようにしてハンドルを左右に振ってもステムがズレることがない程度に固定されていることはチェック済みです
3T ARX IIシリーズの中では一番廉価版ですが、トルクスボルトは表面がメッキされたクロモリ製です
中~上位品はトルクスでチタンボルト
このチタンボルトは最大トルク内でも破断報告がちらほらあります
これが入手性の良いボルトならば救いはあるのですが、問題はM7のほう
M7ボルトなんて特殊すぎる上にテーパーヘッド
トルクスでもアホだと思っているのにM7テーパーヘッドって。これ採用した連中の気が知れない
(一時期3Tの偽物が出回ったことから簡単には用意出来ないネジにしたのかもしれないが)
世にはこのステム用に特注で64チタン合金六角穴ボルトセットを
製造しているところもあるようです
というわけで何故か3T ARX IIシリーズで最低ランクのProが一番安心という
注文時はネジの材質やトルクスということは気にも留めていませんでしたが結果オーライになりました
ステム長90mmから110mmにしましたが、首への疲労感はさほど差はない感じ
姿勢もきつくは感じないし長すぎたかなと思っていましたが案外悪くない
地味に下ハンがやりやすくなりました。滅多に使わないですが
(ネジ自体はクロモリ製のほうが遥かに優れています
錆びにくいから人気なステンレスボルトはクロモリボルトよりも弱いです
そしてみんな大好きチタンボルトはステンレスボルトよりもさらに弱い
64チタン合金ボルトというものが世の中にはあります
こちらはクロモリボルトにごく僅かに劣る程度で高強度で錆びにくく軽量で大変優れた優秀なボルトです(DATチタンというのが上にいますが)
ステンレスボルトにもそういう高強度タイプもあります。BUMAXとか
どちらもとても高価ですし入手性が悪いです
負荷が強く掛かるようなところには、コストや入手性重視ならクロモリ(防錆処理されていると良い)
コスト度外視なら64チタンやDATチタンボルトかBUMAXステンボルトにしたほうが安心だろうなと思います
メーカー供給を受けるプロのように数回使ったらネジ類含めて全交換とかするわけじゃないからね)
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