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Resizable barへの対応

  • 2021/04/03
  • パソコン

    AMDのSmart Access Memoryと同等の機能をNvidiaでもResizable barという名称で搭載してきたという話し
    一言で言えばCPUとGPU間のデータ転送を64bit化し速度を上げグラフィックス性能を向上させた技術とのこと

    対応するCPUとマザーボードとビデオカードが必要
    使用するためには
    マザーボードの対応BIOSへの更新と設定の有効化
    ビデオカードの対応BIOS(VBIOS)への更新
    ビデオカードの対応ドライバーへの更新作業が必要


    私の環境は
    Ryzen3 3300X
    ASUS ROG STRIX B550-F GAMING
    GIGABYTE RTX3080 AORUS MASTER rev1.0
    という環境なのでResizable bar機能解放条件は整っております(Zen2でも対応しました)

    ROG STRIX B550-F GAMINGだとBIOSバージョン 2003から対応しています(2006はβなので導入しなかった)
    RTX3080 AORUS MASTER gen1.0だとF4バージョンにて対応しております(F11、F21、F31、F41は意味わかんないので無視)
    ドライバーはGeforce 465.89にて対応

    そしてマザーボードの設定はUEFIの右上にショートカットが出来ているのでそこ押せば自動で有効にしてくれるようです
    手動でやりたいのならば以下の通り、
    PCI Subsystem setting内のAbove 4G Decodingを有効にするとRe-Size BAR supportという項目が現れますので自動に設定します

    実際に有効になっているかはNvidiaのコントロールパネルのヘルプのシステム情報の詳細欄に
    リサイズ可能なベースアドレスレジスタが「はい」になっていれば成功です


    まあこの機能を有効にしたところで現状はResizable barに対応した極々一部のソフトで4Kでせいぜい5%程度しかfpsが向上しないからやる意味は正直ありません



    ついでにRTX3080 AORUS MASTERのVBIOSですが、もしN3080AML.F4.exeやN3080AMA.F4.exeを実行した後に
    Unable To Get the Current BIOS Version
    というエラーが出るようなら、フォルダ内のx64.zipを解凍した2つのファイル
    .gitkeep
    N3080AML.F4.exe
    を元のフォルダ内のファイルに上書きしてから実行すると良いです
    解凍時のパスワードは buildforge


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