白鞘用の目釘なんて白鞘で刀を振ることは御法度なので留められれば何でもいいまであるとは思います
とはいえ竹割り箸はどうかとは思いますが(竹の柔らかいところしか残っていないから)
定番は煤竹、真竹。たまに動物の角や牙
拵え用だと油が抜けきった煤竹よりも適度に油が残り粘りのある真竹のほうが良いらしいですが
B級品で黒染めもされてはいない水牛の角のΦ11mm円柱が手に入ったので作ってみました
黒染めする方法なんて知りませんが染めていないと角の模様が良くも悪くもよく見えます
旋盤は持っていないので電動ドリルのチャックに挟んで回転させながら鉄ヤスリでひたすら削って形を作りました
Φ11mmからだから1時間以上も掛かってましたよダルすぎ
そのあとはトクサでなめらかにして800番と2000番の耐水紙やすりで水研ぎしピカールと金属ポリッシャーで磨いて20000番と30000番のWA研磨剤で最終研磨して終了
真竹の目釘とは比較にならないほど大変手間が掛かっておりますが満足度は高いです
材料はまだありますが2個目を作るかは何とも言えませんが(ドリルで削る工程が一番ダルいので)
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