お盆中は普段そのまま出してる拵えも刀袋に入れて休めるという体で人目に触れないようにしてました
お盆が終わったので解放と一緒に全ての刀の手入れ
脱脂は購入時と油の変更のときしかしません
打ち粉は刀購入時に貰ったやつを使ったらヒケ傷を作って研ぎに出す羽目になったので使ってません
無水エタノールは空気中の水分を取り込むので刀には基本向かないと思いますが水性の唾への対処にはとても向いていると思います
Aベンジンは水分を取り込む性質はないのでこっちを使ってます
換気には注意し拭き取り後は数分経ってからミクロワイパーで再度拭きます。刀身全く滑らないので一番危ない作業です
普段の拭いはカシミヤティッシュとKenko LUCINAGE カメラレンズクロス
油塗布用に無印良品のはがして使えるコットン、茎はコットンパフ
油はヤマハのバルブオイル ビンテージ(化学合成オイル)
この油で相性の悪い刀は今のところない
丁子油(流動パラフィン)は最近手に入れた1振りだけ一部分だけ塗って1分も経たずに白濁症状が出る相性の悪い刀が出てしまったので使うの辞めた
現代刀なので普通に茎にも刀身と同じように油差しております
錆びなしピカピカ状態を維持したいのです
いうて既に部分的に赤錆びてるものが殆ど(特に目釘穴)ですが錆落し剤は使いません
Aベンジン(錆落し成分など含まれていないが)で落とせる範囲の錆を落としてます
茎の錆びが大事?育てるのが大事?次の所有者によろしく
ちなみに刀身だろうが茎だろうがAベンジンを使った場合は必ず次の日に全体をクロスやミクロワイパーで拭って油を付け直し保管としてます
柄を下に向けただけで抜けるぐらい緩いのがあったので鯉口に続飯で経木を貼り付ける
木が緩む湿度の高いこの時期に鯉口調整は推奨されないらしいがさすがに下向けて抜けるのは事故に繋がるので
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