ふと、、、近所にあるハードオフにちょうど近くまで寄ったので行ってみました
少し前にSuper Takumar 55㎜ F1.8という古いM42という規格のレンズが傷有りジャンクとして1,000円で引き取った事があってから古いけど安いレンズがあるかも知れないという打算もありました
ちなみにそのSuper Takumar 55㎜ F1.8ですが軽めの研磨で傷が消えました
さて今回行ったところ古いレンズが増えてましてその中に
Super Takumar 300mm F4 これもM42マウントの古いレンズ
というレンズがありました
このレンズの価値はそのときは知りませんでしたが300mmの単焦点でF4といえば今も昔も高級レンズ
一旦家に帰ってこのレンズのことを調べてみました
・・・あまりよく分かりませんでしたが5,250円だし中バスーカレンズというのも欲しかったのでまたハードオフへ
三脚座が付いており錆もなく動く
古いものなので鏡筒のキズやレンズ内に細かな塵の混入はありますがレンズのカビ・クモリ・キズは見受けられず
今では使い道がありませんが自動絞り機構やAUTOとMANUAL切り替えも動く
ピントリングやフォーカスリング、絞り羽に異常も見当たらず
しかし前後のレンズキャップやこの時代の高級レンズにはあったはずの皮のレンズケースはなし
その場で分かりうる状態確認では付属品の欠品以外に問題は見当たらずお持ち帰り
三脚座の付いたレンズはシグマのミラーレンズ以来です
一応ミラーレンズのようななんちゃって望遠レンズではなく本格的な望遠レンズ
金属鏡筒の望遠レンズなのでかっこいいなあと思ってます
1kg近い重いレンズですが三脚や雲台はびくともせず
さりげに三脚の1段目にウレタン筒を付けてます
さらにセンターポールも数日後に海外から届く予定です
味があると言えばそうかもしれないがデジタル時代のレンズと比べ相当甘い描写です
デジタル時代のレンズとは違い2、3段絞ってもカリっとはいきません
少しシャープネスを掛けてやれば多少カリッとなりますけどね(ミラーレンズだとこうはいかず困ってました)
ただしボケに関してはかなり良い
同じ300mmのDA55-300のテレ端の300mmよりもずっと良い
1.5倍テレコン使っても特に描写破綻は見られません
ここまで縮小させたら気になりませんが流石に古いレンズなので色収差は酷い
(ちなみに逆光特性もかなり悪くフレアが良く出るという)
手持ち撮影だが物干し竿の上に軽く置いて多少支えてます
被写体ブレと手ブレを防ぐためISO感度を800の完全に手持ち撮影ですが、古いレンズだろうが何だろうが取り付けられるレンズ全てで手ぶれ補正が効くのは便利だなと思う瞬間
[スペック]
発売年:1964年頃
発売時価格:42,000円
レンズ構成:4群4枚
絞り羽根枚数:6枚
最短撮影距離:5.5m
フィルター径:77mm
重量:946g
ググッて出てきた情報の総括
40年以上前のレンズでしたか
60年代の42,000円なので今だと350,000円ぐらい(かな?)の様子
今なら300mmF4レンズなぞ15万もあれば余裕で買えちゃったりしますがそれでも高くて買えませんしね
うっかり1段明るい300mmF2.8なんてなったら諭吉が5mmは積まないと買えません
最短撮影距離が今時のレンズでは有り得ず5.5mなのでこれも相当キツい
フィルター径も大口径レンズらしく大きいが迫力は十分です
AFが出来ないレンズなので動きものは洒落にならないほど難しい
だからこそ楽しいのかも知れない
今持ってる雲台全て鳥を三脚使って撮ろうなんて無理ですがね
つか誰だよ
単焦点レンズに興味ないとか言ったのは
しかもDA★55mmも欲しくなってきたぞ…舌の根も乾かないうちにこれだよw
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