「通行料1万円」で“撤去命令”住民からは安堵の声長崎市の私道所有者がバリケートをして住民の生活道路を一部閉鎖したというやつ
地裁はバリケート撤去の仮処分を下しました
流れとしてはどうやら
私道を作った地主はA業者へ所有権を委譲(まるっきり他人ではないらしい?)
A業者は長崎市へ寄付へ要請するも市は公道規格に沿っていないということで不可と判断
(このとき公道規格に合わせるための工事費用の9割が補助として市が出せるということを伝え忘れるミスをする)
A業者は別の企業であるB業者へ道路所有権ごと売却
B業者は住民(約100世帯)や自治会に対し道路権利の購入(3000万円)か通行料金を支払うかの交渉するもどちらも決裂
バリケード設置
住民側は地裁へバリケード撤去の仮処分を申請
地裁は撤去命令の仮処分を下す
のようです
市の伝達ミスで拗れたから市が何とかしろということも聞こえてきますがまあそれはそれこれはこれでしょうか
それに公道規格化自体がちゃんと行えるのでしょうか?
舗装され幅員4m以上で側溝の構造が蓋ありのコンクリート張りでガードレールが必要条件らしい
工事は9割補助がされるとしても幅員4m以上の確保が難しい場所がありそうなんですよね
セットバックでOKならば該当箇所の住人と揉める程度ですが。それでも結構大変
残りの工事費の1割をどこが出すのかで当然揉める
所有者であるものの業者はびた一文も出したくはないでしょう
住人は住人で我々は所有者じゃないから~で突っぱねる
おや公道化は難しいっぽい
じゃあ工事しないから最初の通り現状のまま道路権利を買うか通行料金を払ってくれとなるがこれも突っぱねられる
バリケードされなければ住民は得しかしない
市が入り込む余地がない
損をし続けるのは業者(税金は免除なはずなので整備費や維持費や責任)
さてどう落とし所を模索していくのか
多分住民側の買い取りになると思うんだけどなあ
約100世帯で3000万円つまり1世帯約30万円なら高くないと思いますがね
それ相応の価値がある私道と認めてるんだししょうが無いんじゃないかい
私道権利の売買の相場なんて無きに等しいが権利が貰えることでどれだけ土地の価値が上がるかで変わるからでな