相岩谷の砥石で有名な
木村研磨砥石工業所さんにて鏡面になるのを見繕って貰いました
問い合わせたら有り難いことに条件に合いそうな砥石をいくつも試し研ぎして探して頂きました
138×77×30
重さは700g
寸法が小さいが、治具付きでなければ寸八鉋・包丁・鑿も可能
カシュー養生中。完全乾燥までにはこの時期だと5日近く掛かるだろう
超硬めながらも典型的な浅黄色ではないな。色物っていう感じだろうか?
ガリッとは地は引かないので扱いやすい
強光沢を上回り鏡面仕上がりになる
並べて比較というのは出来ないから何となくレベルだが、
親が持っている砥石:鏡面系だが名倉使ってもいきなり地を引くことがあり気むずかしい。使った砥石のなかでは最高難度
大谷山:それなりに硬いが名倉なしでもいける。この中じゃ一番ラク。光沢系
正本山コッパ:超硬めなため難度が高い。今の腕じゃ鑿は厳しい。鏡面系
今回手に入れた正本山コッパは素晴らしいポテンシャルを秘めているように思います
扱いが難しいながらも手持ちのなかでは刃の仕上がりが一番になるそんなレベル
これで大きいのが手には入ったら砥石集め終わりそうだがここまで鏡面系に仕上がるものはなかなか
ゴムの砥石台だとねじ切りの関係で185~210mmまでの砥石しか固定出来ないので、毎度お馴染み杉の赤身で砥石台を作ることになる
杉の赤身なのは加工のしやすさと耐久性と価格の具合が良いから。水性ウレタンニスで保護するけどね
ちなみにゴムの砥石台に
このようにネジにパイプをスペーサーとして使えば、短い砥石も挟めるようにはなります
今回の砥石だと底面の形状的にちょっと安定感が足らないから木の砥石台は必要