8日(土)と9日(日)に神奈川県 小田原にて行われている削ろう会へ一般参加として行ってきました
参加・駐車場は無料
土曜日は11:30から開会ということで8:30前には出発しました
首都高も定番の渋滞区域以外では渋滞しておらず1時間前には会場入り
しかし遠いわ・・・小田原
この時点でも駐車場は結構埋まっておりました
物販というかブース販売は開会を待たずに各々準備が出来次第販売だったんですね
早めに着いてよかったです
狙うは、
砥取家さんの天然砥石「敷内曇り」と「天上戸前いきむらさき」
ここは砥石の採石と加工を行っている京都の砥石屋さん。天然砥石に拘る人で知らない人はいないそんな超有名老舗店
ネット販売もやっており月末に補填されるが、お値打ちながらも一般的に十分な大きさとなるコッパや原石は販売開始1時間以内にほぼ枯渇する争奪戦
先月は惨敗でした
で、今回京都から小田原へ来るということで頑張って行くことにしたというわけです。ネットの争奪戦は対全国だし京都へ行くよりも遥かに近いからね
戦利品
予定通り丸尾山の「敷内曇り」・「天上戸前いきむらさき」は買えました
「天上戸前いきむらさき」(186×78×29 1054g)は光沢系を期待出来るらしい
追記(硬さは並で研ぎやすく鑿ではこれで上がりで良いと思う。やや光沢系)
「大谷山 戸前 浅黄」(182×63×29 859g)は超光沢仕上げになるらしいが相当硬く難しいという
追記(硬めながらもまだ研ぎやすい部類。名倉がなくてもギリギリいける。鑿ではちょっとキツくなる。中光沢系)
「敷内曇り」(186×69×31 972g)は曇り系。天井(天上)巣板の内曇りとは違う層のもの
追記(硬さは並で非常に研ぎやすく万能。最終仕上げの前に使うとよさげ。地金曇り鋼やや光る内曇り)
大きさや価格的に全て砥取家さん規格においてコッパに分類されるものになるんじゃないかと
全て弱かまぼこ形であり私の用途としては平面が欲しいので勿体ないがそこそこ削ることになります
3本買ったらおまけで白巣板と本戸前色物の小さい砥石(名倉用途でお薦めとのこと)、ご名刺を頂き、記念撮影もしました
たいした知識もない私の疑問にも真摯に答えて頂いて至れり尽くせりでありがたかったです
名倉砥石
コマというのは名倉の中でも貴重品なので同じ大きさの他の名倉の2,3倍はします
コマ買ったらガチャガチャでオマケ貰えるということで回したら隣の天上が入ってました
名倉買ったらオマケで名倉ゲットだけど名倉はいくつあっても有用
青砥は鎌用に買った。この長さで1000円だしなということで
同じ値段で形が悪いがもう一回り大きいのがあって店主も見た目以外品質に違いはないよと言われたが、手に持って使う為重いと不自由極まりないのでやめた。え?わざわざそっちの小さいほうにするの?と疑問を投げかけられたが
つか鎌用の砥石がバカみたいに増えて邪魔になってきてるのにまた増やしちまうのはどうかしているので、名倉用途として使うことにしよう
買ったのは天然砥石だけ
鑿も欲しかったがどこかしこも5000円オーバーの高級品(私的に)だったから買えなかった
鉋削りのほうは一般向けに体験できるところがあったが順番待ちらしき人が多かったのでやめた
鉋屑の厚み的に越翁でもいけそうな厚みに思えたのもあったけど
競技に出ている人のは凄まじい。ティッシュ(1枚)よりも薄く見えるんだから恐ろしいもんよ