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fi-6130Z買ったった

fi-6130Z買ったった

  • 2013/02/22
  • 自炊関係


    ということで
    業務用ADFスキャナの定番機であるfi-6130Zを買いました
    この手のタイプではすでにScanSnap iX500持っていましたが、画質に満足できないため買い換えました
    尚、iX500は既に中古ショップへ売却したので手元にはありません


    紙をセットする給紙トレイ(ADF給紙シュート)は取り外し可能でiX500のように折りたたむことは出来ませんし、自動で電源が入ることもありません
    かといっていちいち脱着するのは面倒なので基本取り付けたままになるだろう
    紙が送り出される排紙トレイ(スタッカー)の出来が素晴らしい。写真のような”留め”が出来るエクステンションも便利だわ
    ADF給紙シュートのガイドやスタッカーのエクステンションはなめらかに動きます。iX500とは違います

    操作系がガラリと変わったので慣れが必要
    設定項目が多くプロ機という感じはします
    一応ScanSnapのように動作するようにできるモードはありますが出力はPDFが基本のようです
    他にもJPEG出力も対応していますがカラーを自動にするとJPEG出力が出来なくなるのが謎です
    しかし白背景で自動サイズに対応しているのはこのモードだけなんですよね
    まあJPEGやPDFしか出力出来ないので使いません

    他にもTWAINドライバーとISISドライバーがあるが試したところISISドライバーのほうが好みだったので、付属ソフトのScandAll PROを使います
    ScandAll PROだと設定をすることで本体のSend toボタンやScanボタンに連動させるプロファイルを割り当てることができます
    Send toボタンに長尺用の設定、Scanボタンに通常スキャン用の設定を割り当てることにしました


    既にiX500は手元になくそもそも著作権の関係で画質の比較をアップすることはできません
    面倒だから自動サイズの設定にしているが強制的に黒背景となるため裏写りは激減した
    iX500は色や輪郭も結構弄っているので特に失敗するといったこともなく問題ない綺麗さで出力される
    6130Zはとにかく設定や調整が多すぎてかなりの試行錯誤をしないといけないが、細かく弄れるのでiX500よりも質の良い出力が可能

    とりあえずまだ届いたばっかりなのでそのうち気になる点も出てくると思う
    ※追記
    ゴミの付着が明らかに低下した
    また付着しても取れやすい

    ぐにょりと呼ばれる歪みの少なさはセンサーがCISのiX500に軍配が上がる(iX500で起きたことないかもしれん)
    センサーがCCDでは大なり小なり出てしまうようだ

    少々厚めの用紙を使っている本だと殆ど出ないんだけど、単行本のような薄い紙だと紙自体が僅かにカールしてたりで歪みやすく読み始めの箇所で色ムラが出来やすいらしい
    (サポートに問い合わせたら読み始め付近の歪みや色ムラは紙に問題があるからという回答を得た)
    横向きで読み込ませるよりもたて向きで読み込ませるほうが歪みは出にくい、気がつきにくいように感じる
    色ムラはグレースケール化で消えるけどね


    カバーのような堅めで折り目のあるものだと通り道に隙間が少なく押しつけ具合の大きいiX500のほうが有利ですね
    CISはガラス面にぴったり押しつけないとピントが合わないからですがこういう相手には強いと思います

    今のところ6130Zではローラー痕は付いていないように思います
    ローラーがインクで汚れてそれが紙にくっつくというのは除きますが

    他に色の設定が同じでも色は同じくならないね
    iX500でもそうだったがADFの構造上の仕様だろうか

    設定としては試行錯誤の末以下の設定ですることにした
    ISISドライバー
    解像度は400dpi
    出力は24ビットカラーでBMP出力
    クロッピングはなし(ただし原稿サイズをカスタム入力)
    画像の向きは縦
    輪郭処理は弱
    パンチ穴除去はしない
    マルチフィード検出は重なりを検出
    プレピック制御は有効
    ペーパープロテクションは有効
    品質レベルはExtremely Low Compression,Hgh Image Quality
    サンプル比はYUV 4:4:4
    ブランクページスキップは無効

    表面イメージ#1
    ガンマ:2.1
    明るさ:127
    コントラスト:53
    シャドウ:6
    ハイライト:240

    裏面イメージ#1
    ガンマ:2.4
    明るさ:117
    コントラスト:63
    シャドウ:5
    ハイライト:255

    カバーや帯は上記から
    ”クロッピングが長尺帳票”
    ”画像の向きが自動”
    ”輪郭処理が無効”
    ”マルチフィード検出は無効”
    ”ブランクページスキップは有効・感度1”
    の項目のみ変更

    めぼしい設定はこんなところ


    スキャン後は
    カバーをトリミング(アプリの本棚サムネイル用)
    リネーム
    BMP→PNGファイルをして保管(マルチコア対応のRalphaPlusを買いました)

    iPad用に再度RalphaPlusを使用し、長辺2560pxにリサイズとPNG→JPEG化(品質90)にして出力
    カラーはそれで終了
    カラー以外は
    グレースケール化(Red1.0、GreenとBlueは0.0)
    色調補正(輝度Minは-80、輝度Maxは40)※紙質やものによって値を変えたり補正しなかったりする
    も追加して出力
    最後にzipファイルに纏めて取り込む

    RalphaPlusが凄く使いやすいうえに処理が早いので助かる。2480円(税込)しますが納得の価格
    iPad用なのに長辺2560pxにしたのは次のiPadで長辺が2560pxになるんじゃないかと想定したから

    当初は600dpiでやっていたんだが重すぎと遅すぎてダルすぎた
    単行本サイズでも4K2Kに対応出来るんだけどまだ数年は出てこないだろうしストレージを激しく圧迫する
    考えてみればそこまで解像度が増えれば2ページ表示の見開きで見るんじゃないか?
    ということで途中から400dpiに下げた。どうでもいいやつは300dpiにするけど


    最近iPadよりも解像度の高いNEXUS10で2560 x 1600という解像度のタブレットが出てきた
    単行本サイズでも400dpiならドットバイドット以上をキープできるしねー。スキャン速度もそこそこ早めだし
    300dpiだとちょっと足らないんです。といってもそんなに気にするレベルではないんですがね

    最近はわざわざ自炊するために本を買ってしまう衝動に駆られます


    ※2014/3/16追記
    fi-7160に買い換えました

    本の保管

    本の保管

  • 2013/02/15
  • 自炊関係

    断裁(裁断)した本をスキャンしたあとも案の定捨てることなく普通に保管していたりします
    スペースは自炊を始める数ヶ月前に大量に二束三文で本を売ったため今のところ十分にあるからね
    今なら二束三文で売るよりはバラして自炊するという意識に変わりましたが

    さて断裁した本はバラバラなのでそのままでは保管はできません

    100均のセリアで透明ジッパーを買ってそこに入れています
    ちなみにコレは冷凍食品用のものです
    普通の文具用のも買いましたがこれがサイズと枚数的に一番でした


    iX500でのスキャンなんだけど600dpiで取り込んでおけば良かっただろうかとやや後悔中
    原本は捨てていないのでやり直せますがダルいな
    読み込ませること自体は苦ではないんだが、スキャナーはホコリとの戦いと思ってる
    裏写りは気にしないことにはしているがホコリによる縦線が数ページにわたって連続しているのはさすがに無理

    GT-X820の未スキャン領域 その2

    GT-X820の未スキャン領域 その2

  • 2013/02/08
  • 自炊関係

    前回、GT-X820の未スキャン領域を測りました
    その領域を外して真っ直ぐにスキャンするというのは骨が折れます
    というわけでアクリル補強棒(四角)の2mmのものを用意します

    2mmより細いものは見当たりませんでした


    ガラス面ではなく枠側に両面テープで縦と横に貼り付けておきます
    2mmなので今度はそのアクリル棒が写り込んでしまいますが、スキャン時にトリミングしておけば良いでしょう
    多い分にはトリミングでどうとでもなります


    アクリル棒を取り付けたため原稿の押さえが中途半端になってしまいます
    さらに裏写り防止も込めて半透明の3mmのスモークアクリル板を用意しました


    アクリル板は静電気を帯びてすぐゴミが付くのでクリスタルコートを塗り込んでいます
    まぁ帯電防止するコーティングなら何でも良いですが塗っておいた方がいいね

    5年前に買ってまだ半分以上残っているからなコレ
    iX500やGT-X820の本体にも塗っておくとホコリの付き具合が激減する
    ローラーには塗らない方がいいと思うけどトレイやセンサー・ガラス面に塗っています

    GT-X820の未スキャン領域

    GT-X820の未スキャン領域

  • 2013/02/05
  • 自炊関係

    フラットヘッドスキャナーにはどうしてもスキャン出来ない領域というのが存在します
    比較的新しい機種となるGT-X820でも例外ではありません

    この機種だと最大2mmとされているがとりあえず測ってみました
    読み取り面の右上に合わせるように使うことを推奨されているので読み取り面の右側だけ
    右横

    約1.5mmの未スキャン領域があるようです

    右縦

    約1.8mmの未スキャン領域があるようでした

    2mm以内には確かに納まっていますね
    最大1.8mm程度のスキャンされない領域はある
    余白のある原稿なら問題は出にくいが余白がないものの場合は困りますね


    後半へ続く

    No Image

    分割スキャンをMicrosoft ICEで結合させる

  • 2013/02/01
  • 自炊関係

    新年明けてからもう1ヶ月ですよ
    これだから永遠の世界へ行きたいわ

    自炊に嵌まってから本以外のスキャンも以前より頻繁にやるようになりました
    先日購入したiX500は使いません
    iX500は原本を痛めることがあるしカラーのクオリティは低いからね。あと不可逆圧縮形式でしか出力できん
    それ以前に本以外となるとサイズがA4を越えることが多い
    ポスターなんて余裕で越えるしな
    iX500にはA3キャリアシートというのを使ってA3までスキャンできますが、完全に原本折り曲げますしね

    コンビニのコピー機でもスキャン機能があるものがあります
    それでもいいという人ならそれでも良いでしょう
    他は調べていないがセブンイレブンだと1枚30円でA3形式まで対応しtiff形式でも出力してくれるんだそうな
    クオリティは知らん

    それ以外で原本無傷でラクにいきたいとなるとA3のスキャナーが欲しくなるが、場所を食うし15kgぐらいはあったり意外と重い
    そして何より高い
    例えば今日発売のES-G11000なんて25万円近い
    一つ前のES-10000Gでも15万近い。中古は3万円程度と安く感じるがA3スキャナーは主に業務で使われるため状態が心配
    (つかスペックからみるとデチューンされていないか?基本性能据え置きでADF未対応になったしUSBしかなくなったみたいだし)
    レンタルは数日借りる程度で中古に届きそうになるほど高い
    一部A3スキャナーでも安いのはあるがまあ安物買いの何とかであるそうな

    今あるやつでやるとなるとA4スキャナーのX820で分割スキャンとなる
    しかしどんなに頑張っても歪みは生じるためPhotoshop等で手動でぴったり結合させることは無理
    上がうまく1ドットもずれなく合わさっても下を見たらずれてるとか変形とかさせてもなかなか合わずとか仕様レベルですし、重なり合う部分で若干色が異なる(ムラがある)ことなんて普通です

    最近面白いソフトを見つけまして
    Microsoft ICE(Image Composite Editor)
    というソフトなんですが、パノラマを作るソフトらしくフリーソフト
    ただし英語のみだがそんなに困らないだろう

    これは重なる(ダブる)部分がある複数の画像を読み込ませることで自動で結合してくれるんです
    もちろんスキャン時点で可能な限り真っ直ぐになるようにちゃんと取り込むという前提はあります
    15組近く読み込ませましたが精度は手動でやるよりも遥かに高く繋ぎ目が分からなかったです。速度もかなり早い
    重なる部分でたまたま特徴のない箇所ばかりだった画像で結合できないこともありましたが、3分割になるように中央部分を新たにスキャン、1枚増やして重なる部分を大幅に含め3枚読み込ませたら可能になりました
    重なる部分の色もおかしくなることありませんでした

    ガチでやる人にはA3スキャナーが良いのは当然だが、ちょっと手が届かないとか考えちゃう人にまずA4スキャナーで分割スキャンしてこのソフトで結合してクオリティに満足できるか試してみては?