前々回と
前回のデイライトをリレー2個で制御する回路
ちゃくちゃくと進めております
というか室内の配線は全て終わりエンジンルーム内の配線を綺麗・・・には無理かもしれないがまとめて調光ユニットを取り付けるだけで終わる
バルカン+リング仕様のデイライトはまだ完成していないが、試作品として作ったただのバルカン仕様フォグベゼルは取り付けてあるのでそれをリレー動作のテスト代わりにします
殆どの配線には
配線チューブのなかに通しているので適当にタイラップで止めればいいだろう
・・・リレーの配線がスパゲッティ状態になりかけているがな
夕方から作業してたら調光ユニットを取り付ける前に暗くなってきてしまい急遽ILL電源で消灯するデイライト化になるようにササッと回路を組み替えております
と、まあリレーやスイッチ関連の配線は殆ど問題はないのさ
次にメインとなるLED球を用いたデイライト(バルカン化+リング化)です
LEDは図のように3個1組のCRD1個ずつで組み立てます
フォグベゼル片方につき、LEDは
角形2.5.7タイプ 42個
砲弾型8mmタイプ 6個
CRD 15個
整流ダイオード 1個
が必要です
角形LEDは2.5.7というサイズが好ましいです。42個で一周分ですが完全に隙間なく敷き詰めると0.5個分ほど隙間が出来るので隙間の調整が必要だが3個1組なので42というのは都合がよい
配置はベゼルの↑刻印辺り起点としていればそのまま回路図のように+-+-+-とやってかまわない
砲弾型は5mmでも8mmでも10mmでもお好きなのをどうぞ
ただしベゼルの穴のサイズ的には5mmでは小さすぎるし8mmではお尻の部分が少々大きいし、10mmはデカすぎるという話があります
8mmはお尻の部分をやや削るだけで済むので一番加工がしやすいサイズかと思います(リューターがあれば容易に終わります)
配置はベゼルの↑刻印を起点として回路図のように左右で対称関係となるので削る位置が左右で変わるので注意
CRDは10mAを並列に繋いで20mAとすることも可能ですが、今は18mAのCRDというのが存在しており輝度的にそれほど変わらずスペースや安定という意味で有利
ということでIF=20mAのLEDを最大光量で使いたい場合は10mA+10mA=20mAを1組作るよりも18mAを1個のほうが良いかと思います
私は角形は10mAのCRDを13個、砲弾型には15mAのCRDを2個という組み合わせにしております。LEDは両方とも最大If=20mAのを選んでいるので10mAや15mAはかなり光量を落としマージンも大量に残した感じになりますね
ただこれでもデイライトとしても十分な光量だと思いますが
夜間だとLEDが点灯するギリギリのところまで調光ユニットで光量を落とします
整流ダイオードは角形と砲弾型の-(GND)を繋ぎ合わせた後に付けるので1個です
図は便宜上それぞれ独立して書いてますがGNDは一緒に繋げて最後に整流ダイオードを取り付けるで構わない(※
詳細な回路図を書きました)
角形と砲弾型で各1個ずつ計2個取り付ける意味はないでしょう
バルカンとリングを個別に操作したい場合には+側を独立させるだけでGNDは一緒で構わない
さて一番苦労するのはやはりこのバルカン+リング作り
単にフォグランプベゼルの6穴それぞれに8mmの砲弾型LEDを入れてバルカン化させるだけというのなら、以前にも製作して今現在車のほうに取り付けてあるので楽勝
ちなみにそのバルカンで使用した砲弾LEDは白色でCRDは5mAと25%の輝度で運用しております(夜だとこれでも正面から見るとそれなりに眩しいです)
元々付いていたベゼルは黒ですが上記の通りすでにバルカン化済み
で、同じのを用意するのも芸がないので
別途ベゼルがシルバーのを購入(メッキのは通電するからショート対策が激しく面倒)
何と言ってもきついのは中央部分の42発の
角形2.5.7 LEDを用いたリング
LED設置はベゼルに刻印されている↑を起点とします
まぁなんだ、点灯しているから成功してるじゃんと思うじゃん?
実際にこっちのは恐らくは大丈夫なのだけれどもね
もう片方のほうがね・・・+線を配線した際にすでに失敗の領域に達している
下の写真は実際の左右のフォグランプベゼルに配線したときの写真だが
どちらがマシでどちらがアウトか
正解は上の写真がOKで下の写真が致命的に終わっている状態だ
そして下の写真のほうが後から作ったもの
絶縁で収縮チューブを使うことを重視し半田付けしたのだが点灯させると分かりづらいが表から収縮チューブが見えちまう
そして最大の失敗がこのあと下に折り曲げて収納させるわけだが、この状態でぴっちり+線をつなぎ合わせたら”円”なのだから長さが足らないに決まってるじゃん?
結果一部断線の上に収縮チューブのおかげでスペースを喰いまくり、なんとか点灯するまでにはこぎ着けたものの耐久とクリアランス的にダメかもしれんね
上の写真のように普通にコードで配線した方がスマートだし綺麗だわ
これでも最初うっかりCRDを直列に繋いでしまい、その修正のための苦肉の策としてコード配線してCRDを並列にし直したのだがまさかそっちが正解だとはな
ああ両方ともセメダイン漬けにしてあるのでショートはしません
・・・だからこそ収縮チューブはいらなかったなぁと後悔
あとは整流ダイオードを-線に繋ぎ、穴に
8mm砲弾型LEDとCRDを入れておしまいだ
セメダインの乾燥に一晩は掛けるから時間が掛かりすぎる
※追記バルカン部分を制作
(写真ではまだ角形LED取り付け前ですがバルカン制作時には先に角形LEDを配線し終えてください)
配置はこのようにベゼルの↑の刻印を起点とし、向きは↑を境に右と左を対称にします
そうなると上(↑側)は+同士、下は-同士となりますね
仮固定にホットボンド(グルーガン)を利用します。これが一番ラクですね。上の部分だけに付ける
(試作品の時は仮固定はせずにいきなり本固定としてセメダインにしたらなかなか固定しないわ、手がベトベトになるわ、LEDも汚れるわでそれはもう大変でしたので。汚れは乾ききっていなければプラスティックも条件付でOKというパーツクリーナーで落としましたがね)
ホットボンドが乾き表から見て位置がずれていないことが確認できたらセメダインで下の部分だけを本固定し乾燥
次に角形のように3つを1組になるように写真のように足を重ねてハンダ付け
上の+の足同士はそれぞれにCRDをハンダ付けし2つをハンダ付けにし1本にする
下の-の足同士は-用のケーブルを用意し3つ一緒にハンダ付け
この時点で点灯確認をしてください
角形の+線と先ほど1本化した+をハンダ付けし1本化し車内引き回し用のケーブルをハンダ付け
角形の-線と先ほどの-用ケーブルをハンダ付けし、整流ダイオードをハンダ付けし車内引き回し用のケーブルをハンダ付け
写真のように収縮チューブを使うことを勧めます
これでバルカンとリングが同期したので点灯確認において両方点灯するようになります
確認が出来たらバルカンの配線をセメダインで防水・ショート保護
LEDの頭は軽く付けるぐらいでべったり盛るとフォグベゼルが取り付けられなくなるので注意
もし・・・いや多分すぐに壊れると思うが、そうしたら製作しているところに頼んで購入した方がいいな
多分2万はするだろうけど
余談だがLED点灯確認には
LEDテスターや角形乾電池があればできます
注意として角形乾電池はCRDが付いていないLEDで使用すると数秒でLEDが死にます(そりゃあもう変わった色で発光したとおもったら光が消えていきますからね)
安全対処としては+側に10mAと10mAを平行に繋げ20mA化したCRDか18mAのCRDを組み込んでおくと安全かも
もちろん対処済み角形乾電池でもLEDテスターでもLEDのIfを越える電流で流せばLEDは死にますがね
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