アウトランダーのパドルシフトに
TGSのGT Paddle Adapterを付けております
こいつは表面しか覆ってくれないので肝心の裏面はそのまま、マグネシウム合金の手触りのままです
そこで
以前取り付けたときは裏面に
カーボンシートやら
スクラッチガードを貼り付けて手触りを表面に近づけるようにしていました
しかしながらハンドル(ステアリング)を付けたまま狭いところで施工したため出来が荒い
そこで気が向いたのでパドルシフトユニットを外してやり直してみた
カーボン加工業者へ送って本物のカーボン化を巻き付けるというのはちょっと厳しいだろう
電子部品があるからねぇ
パドルは取り外しのためらしきピンはあるので無理にやれば取れるだろうが、元に付けられるのかわからない。固定が馬鹿になる可能性が多大にある
研磨した
カーボンシートをGT Paddle Adapterの縁ギリギリにカット
研磨する理由は凸凹を極力均すため。
カーボンに凸凹はいらぬこの状態でも一体感があるし凹凸の手触りがだいぶ緩和されており見た目重視ならこののままの方がいい
(ただし縁ギリギリだとそのうち剥がれてくるので専用のプライヤーを使うべきだろう)
だが見た目よりももう少しツルツルした手触りにしたい
というわけでその上にスクラッチガード(Lサイズ(エア抜けタイプ))をGT Paddle Adapterに最大5mmほど被せた
赤プレートにスクラッチガードを被せるか避けるかで迷ったが保護のために被せることにした
鋭角の部分はもっと被せれば良かったかもしれん。時間が経つと剥がれてくる
施工に掛かった時間は3時間ぐらい
普通にハンドルの隙間からやるのと掛かった時間変わらねえぞオイ、という
その分とてもやりやすかったし細かな部分の出来も雲泥の差だがな
ハンドルの取り外しはやってみると意外と簡単だった
みんからに写真を交えて載せてくれている方がおり遙かにわかりやすいのでそちらを参考にすると良いだろう
一連の流れとして
・ハンドルの上下のコラム(ハンドル周りのプラカバー)を取り外す(キーカバーを外す、上部は爪、
下部はネジ2本で固定されている)ここで無理ならハンドル取り外し後に行う
・エアーバッグを外すのだがこいつはハンドル裏のT30のトルクス2箇所で固定されている
・パドルが邪魔なのでハンドルを傾けてバッテリーのマイナスを外し20分ぐらい放置
(パドルが邪魔にならずにトルクスネジを緩められるならハンドルを傾ける必要はない)
・トルクスネジを緩めて(取り外せません)エアーバッグを半分外す(コネクタがあるため)
・エアーバッグに繋がっているコネクター2つを抜き(黄色はスライドして抜く珍しいタイプ、黒は爪を
押さえて抜く普通のタイプ)エアーバッグを取り外す
・傾けていたハンドルを中立に戻す
・真ん中のボルトとナット、ハンドルに一直線にマジックペン等で基準線を引いておく
・ハンドル中央部分奥のクロックスプリングとハンドルがコネクターで繋がっているので爪を押さえ
ながら引き抜く(狭くて無理なら諦めて次に進む)
・真ん中のボルトを確か19mmのナットで固定されているのでハンドルを握りながらクロスレンチで
緩めるが抜かない
・ハンドルを引き抜くが結構堅いそうでこのときにナットがないと外した勢いで怪我をするのでナット
を外さないようにとのこと
(あとクロックスプリングとハンドルを繋いでいるコネクターを引き抜いていない場合ハーネスを
引きちぎる可能性もあるしね)
幸い私の場合は力を殆ど込めることなくスルッと抜けましたが
・クロックスプリングとハンドルを繋いでいるコネクターを抜いたことを確認したらハンドルを取り外す
・クロックスプリングは弄らないようにする(テープ留めしておくと良いそうな)
・コラムを外していればパドルシフトユニットが見えるので、ユニット左下にあるコネクターを外し下
の10mmのボルトを2つ、上のプラスネジ2つを外せばユニットは外れる
真ん中のボルトとナット、ハンドルに基準線を引いたのは締め付けトルクを合わせるため
トルク値とトルクレンチがあればそれに越したことがないがそんなもんないのでこのような方法をとった
基準線が一直線になればほぼ同じトルクで締められたことになるだろう。多分
クロックスプリングは弄ってはならないといろんなところで言われているが無理だって
でもまあ弄るといってもせいぜい1/6回転程度で1回転させなきゃ影響はないと思うがね。きっと
そういえばクロックスプリングに黄色い注意書きは無かったな
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